環境が変化するエンジニアの独立
エンジニアは独立して起業した時に様々な働き方を選べますが、毎月必ず収入が手に入ることから、安心できる委託契約の案件を選ぶケースが多くなってきています。委託契約では、プロジェクトチームの欠員を補ったり、開発速度を上げるための増員を図ったり、新規プロジェクトを立ち上げる時のメンバー不足を解消するのが目的でエンジニアが集められるのが一般的です。プロジェクトチームに参画すると、会社員の頃とは環境が大きく変化するため、どのようにして働けば良いか悩むことも少なくありません。もともと会社員同士でネットワークができているチームの中に入っていくことになるため、その中に上手く入り込むことに苦労してしまうのです。
重要なのはチームメンバーとの積極的なコミュニケーションであり、しばしばチームメンバーとの会話がないためにチームメンバーとして働きにくくなってしまうエンジニアがいます。現場に入る時から速やかに慣れることを意識し、個々のチームメンバーと十分にコミュニケーションを取ってお互いを理解し合う努力をすることが大切です。
それと並行して現場の習慣も勤務先によって異なるので、今までと何が違うのかを把握して速やかに仕事に従事できるようになる心がけも必要になります。いつも居場所が用意されている会社員に比べると、独立して働くエンジニアは現場環境への順応力がなければいけません。その苦手意識を生まないために、積極的なコミュニケーションを心がけましょう。